Moorstone Placeのダイニング。石造りの壁と間接照明の中に、8席のテーブルが静かに並ぶ夜の室内。
Moorstone Placeの始まり

夏の静寂、石の食卓。

Moorstone Placeは、季節の素材と長い時間をかけた調理法を軸に、一皿ごとに静かな対話を求めるレストランです。
Carte du jour
  • 鮎の塩焼き
    長良川の炭火、青梅の静かな酸
  • 根室産ウニのジュレ
    48時間コンソメ、冷たい夏の深み
  • 桃のタルト
    笛吹の白桃、ジャスミンの余韻
  • 熟成牛ロース
    72時間の静寂、夏トリュフの土
Newsお知らせ
Moorstone Placeの始まり
2011

Moorstone Placeの始まり

Haruki Nishimuraがこの場所に厨房を開いたのは2011年の秋でした。それ以前の12年間、彼はパリの16区にある小さなビストロと、京都の懐石料理店で修業を重ねていました。フランスで学んだのは食材の扱い方ではなく、時間の使い方だ…

Moorstone Placeの始まり
2011

Moorstone Placeの始まり

開業当初、メニューは6皿だけでした。食材の仕入れ先も限られていて、最初の冬は根室の魚が届かず、近所のスーパーで買った鯖で前菜を作ったこともあります。その皿が、今でも記憶に残る一品だったと常連客は言います。完璧な素材より、その日の素材と正直…

Moorstone Placeの始まり
2011

Moorstone Placeの始まり

現在は8席のダイニングと、奥に10名まで使える個室を備えています。スタッフは厨房2名、ホール2名の計4名。小さいままでいることは、意図的な選択です。席数を増やせば回転が上がる。でも、それをしたくない理由が厨房にはあります。一皿ずつ、その日…

今季のメニュー商品一覧
鮎の塩焼き、青梅のソース

鮎の塩焼き、青梅のソース

岐阜・長良川の天然鮎を、炭火で皮がぱりっとするまで焼き上げます。青梅は6月初旬に仕込んだ自家製ピュレで、酸味と苦みのバランスを塩だけで整えます。骨まで食べられる状態でお出しします。

コース内(単品¥3,200)
清水農園のトマト、羊乳のフロマージュ

清水農園のトマト、羊乳のフロマージュ

長野・清水農園から届く桃太郎トマトを、皮を湯剥きせずそのまま使います。羊乳のフロマージュはフランス・ロックフォール地方の製法を参考に、国内の羊乳で仕込んだもの。バジルオイルは毎朝搾りたてです。

コース内(単品¥2,400)
根室産ウニ、冷製コンソメのジュレ

根室産ウニ、冷製コンソメのジュレ

北海道・根室から直送されるムラサキウニを、鶏と昆布で48時間かけて引いたコンソメのジュレに浮かべます。ジュレは毎日仕込み直します。ウニの甘みとコンソメの深みが、冷たい温度の中で静かに交わります。

コース内(単品¥4,800)
熟成牛ロース、夏トリュフのソース

熟成牛ロース、夏トリュフのソース

国産黒毛和牛のロースを72時間乾燥熟成させた後、58度で90分の低温調理。仕上げに鉄板で表面だけを強火で焼きます。夏トリュフはフランス・ペリゴール産を使い、バターと白ワインで軽く乳化させたソ…

コース内(単品¥6,500)

完璧な素材より、その日の素材と正直に向き合うこと。

— Haruki Nishimura · 2011
商品一覧

Moorstone Placeについて

産地直送の食材
長野県の契約農家・清水農園から毎週届く野菜と、北海道・根室の漁師から直送される魚介類。仲介業者を通さず、収穫から48時間以内に厨房へ。
低温調理と熟成
肉料理は最低72時間の乾燥熟成を経てから、58度の低温調理で仕上げます。火入れの時間は素材によって毎回調整し、マニュアルには頼りません。
静かな空間設計
テーブル間の距離は最低1.2メートル。BGMは夜21時以降に消します。会話が料理と同じ密度で存在できる空間を、開業当初から守り続けています。
季節ごとのメニュー改訂
メニューは年に四回、完全に書き直します。前の季節の料理は翌年まで出しません。同じ皿を二度食べることは、ここではできません。
ソムリエによるペアリング
専任ソムリエの田中恵子が、国内外のナチュラルワインと日本酒を中心に、コース全体を通じたペアリングを提案します。グラス単位での相談も歓迎します。
15年
2011年の開業から
8席
開業以来変わらない席数
4回
年間のメニュー改訂
お知らせ

お知らせ

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敬具

お客様の声

ウニのジュレが出てきた瞬間、テーブルが静かになりました。全員が黙って食べていた。あの沈黙が、一番の感想です。

— M. Tanaka, 東京・会食でご利用

ランチコースを予約したつもりが、気づいたら3時間いました。急かされる感じが一切なくて、それが一番ありがたかった。

— K. Fujiwara, 平日ランチ、常連

誕生日に個室を使いました。メニューを事前に相談できたので、苦手な食材を一切出さずに済んだ。その配慮が嬉しかった。

— Y. Shimizu, 個室ディナー
当店について

もう少し詳しく

現在は8席のダイニングと、奥に10名まで使える個室を備えています。スタッフは厨房2名、ホール2名の計4名。小さいままでいることは、意図的な選択です。席数を増やせば回転が上がる。でも、それをしたくない理由が厨房にはあります。一皿ずつ、その日の状態を確認しながら出すためには、今の規模が限界です。夏のテラス席は2019年に石畳を敷き直してから始めました。庭の緑が一番濃くなる7月と8月が、Nishimuraが最も好きな季節です。

完璧な素材より、その日の素材と正直に向き合うこと。
代表

当店について

Haruki Nishimura

Haruki Nishimura

代表, 創業 2011

Haruki Nishimuraは1974年、長野県松本市生まれ。辻調理師専門学校を卒業後、パリ16区のビストロ「Chez Marguerite」で5年間、続いて京都の懐石料理店「木の芽」で7年間修業を積んだ。2011年秋にMoorstone Placeを開業。フランスと日本の調理哲学を意識的に混在させず、それぞれの技法が必要な場面でだけ使うという姿勢を貫く。休日は長野の山を歩くことが多く、山で見つけた野草を厨房に持ち帰ることもある。「料理は素材の時間を借りる行為だ」というのが、彼の口癖のひとつ。

よくある質問

よくあるご質問

Q.予約なしで来店できますか?

申し訳ありませんが、ランチ・ディナーともに完全予約制です。当日のキャンセルが出た場合のみ、電話でご案内することがあります。確実にご来店いただくためにも、事前のご予約をお願いしています。

Q.アレルギーや食の制限はどこまで対応できますか?

グルテン不使用、乳製品不使用、ヴィーガン対応は、2週間前までにご連絡いただければ対応可能です。ただし、コースの構成が大きく変わる場合があります。当日のご申告は対応が難しいことがありますので、ご予約時にお知らせください。

Q.子どもを連れて行けますか?

12歳以上のお子様からご来店いただけます。静かな空間を保つためのお願いです。12歳未満のお子様連れの場合は、貸切のプライベートダイニングをご検討ください。